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What’s Fullerene?

フラーレンの魅力

ダイヤモンドと同じ炭素同素体

フラーレンはダイヤモンドと同じ炭素の同素体(同一元素だけで構成される分子)です。炭素は人類にとって無くてはならない元素の一つですが、それだけにフラーレンの発見は教科書を書き換えるくらいの大発見でした。フラーレンの無限の可能性は多くの科学者が認めており、その応用に期待を込めてフラーレンの発見を炭素革命と呼ぶ人もいます。
球体図

究極のシンメトリー・この世で最も美人な分子

美人の条件とはなんでしょうか?端正な顔つき、バランスの取れた身体…。いろいろありますが、フラーレンにはそのすべてが当てはまり科学者の間では究極シンメトリ―(対称美)を持った分子と言われ多くの研究者がその魅力にとりこになりました。2002年までの関係する学術論文数:約27,000件、特許数:約1,500件という毎年増加しているこの驚異的な数字がその熱狂ぶりを物語ります。

フラーレンはノーベル賞級

フラーレンは、星間物質(宇宙空間に存在する微量物質)の研究から偶然発見されました。フラーレンの発見、その構造を推定したライス大学(アメリカ)のカール博士、スモーリー博士とサセックス大学(イギリス)のクロトー博士は1996年にその功績でノーベル賞を受賞しました。

フラーレンは天然にも存在する

フラーレンの発見以来、よく調べてみると太古の昔より自然界にも微量のフラーレンが存在することが分かりました。ロシアのカレリア地方に産出する古くから健康に良いと言われて来たShungiteという黒鉛ケイ石、中国の微州で生産される高級墨、身近なところではろうそくの煤、そして宇宙空間にも存在して有害な紫外線を減少させていることなども最近の研究で分かってきています。

スポンジのようにラジカルを吸収

1991年に雑誌:サイエンス(世界で最も権威のある学術誌の一つ)に発表された論文はライフサイエンスの研究者に衝撃を与えました。フラーレンがあたかもスポンジのように生体に有害であるRadical(ラジカル:活性酸素を含む活性分子種)を分子レベルで消去吸収して無害化するというのです。Radicalをコントロールする技術の開発がこれからのライフサイエンス分野での最大関心事と言っても過言ではなく、その後多くの研究者達がフラーレンの生体活性に関する研究に没頭したのは言うまでもありません。

医薬としての研究に期待(ライフサイエンス分野で注目)

フラーレンのその優れた生体活性を利用した医薬品の研究が精力的に行われています。
Radical消去能力を生かしたもの、その分子の形を利用したものなど方法は様々ですが、 癌転移抑制、脳内疾患(アルツハイマー、パーキンソン病)治癒、HIV治癒、C型肝炎治癒などの有用な研究成果が続々と報告されています。最近の例ではアメリカの創薬ベンチャー会社がフラーレンを使用した脳内疾患治療薬候補の大手製薬会社へのライセンスに成功しています。

科学者の会員制高級クラブ? 遊園地?

会員制の高級クラブは高いステータスと高価な会員費を払える人だけが入会を許されます。例えは悪いかもしれませんがフラーレンの研究もそのように言われてきました。豊富な科学的知識と高い技術力、そして高価なフラーレン購入費を払える選ばれた研究者のみがその実験を行うことができました。
1gが数万円(金の10倍以上の価格)もする為、なかなか私たちがその研究成果の恩恵を享受することができませんでした。その為、科学者の遊園地などと皮肉を込めて呼ばれていた時代もあったそうです。現在では三菱化学の関係会社であるフロンティアカーボン株式会社がその商業生産に成功しており会員?以外の皆さんの研究にも使用できるようになっています。

世界に先駆けビタミンC60バイオリサーチが商品化、まずは高機能化粧品成分として

数々の魅力に満ちた歴史、機能を秘めたフラーレンのライフサイエンス有効利用を目指して私たち“ビタミンC60バイオリサーチ株式会社”が2003年に設立されました。決して安価な商品ではありませんがその価値にご満足頂ける効能をもったフラーレンを使用した高機能化粧品成分を2004年より世に送り出しています。


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